前年度参加者の声
昨年(第1回)の参加者は県内外から多数の応募を戴き、想いを伝える人」だけでなく「受け取る人」も感情を抑えきれず、相手へ想いを大声で返したり、大笑いしたり、大泣きしたり...
普段の生活では隠している隠された感情が溢れ出ていました。
昨年の参加者の中から改めてインタビュー、感想をお聞きしました。
ラジオでこのイベントの参加者募集の宣伝を耳にし、グランプリの賞品に惹かれて軽い気持ちで応募した事がきっかけでした。
出場が決まった時は、まさか選ばれると思っていなかったので、驚いたのと同時に若干後悔もしました。
前日まで、叫ぶ内容を色々考えてみましたが、カッコ良い言葉も思いつかず当日はストレートに素直な気持ちを叫んだ事で彼女にも気持ちが伝わり良かったです。
その後は、結婚も決まりあの日を境に人生が大きく変わったとように思います。
様々な人達と出会い、沢山の刺激を受け、応募した時から1年が経とうとしています。
現在は、今年10月の結婚式に向けて準備を進めています。
このイベントに参加し、二人にとって良い思い出となりました。
彼がこのイベントに応募したと聞いた時は、何を考えているのだろうと正直思いました。
出場が決まった時もどこか人事の様に思っていました。
当日はなぜか叫ばれる私まで緊張していました。
あれだけ沢山のギャラリーが見守る中、勇気をふりしぼって叫んでくれた彼に心から感謝しています。
彼のストレートな気持ちが伝わり直に嬉しくて思わず泣いてしまいました。
また、他の出場者の方々の叫びにも感動して自分の事のように涙が出ました。
このイベントは砂丘全体を感動の渦に包んでしまう様な、他では味わった事がない雰囲気があります。今ではこんな素晴しい思い出を作ってくれた彼に感謝しています。
参加できて良かったです。
最初はただ砂丘で大声で叫ぶだけのイベントかと思っていたので、砂丘で自分がどこまで大きな声が出るかためしてみようかと思っていました。
「愛を叫ぶイベント」と知って、夫への愛、きもちを叫ぼうと心に決めました。
両親や兄弟も他界し、自分の名前を呼んでくれる人もいなくなってしまい、家族はもちろん名前で呼び合う機会が全くなくなっていることに気づきました。
イベント当日は考えた末に、夫に
「たかしさん愛してます。結婚生活40年ありがとう。これからは名前で呼び合いましょう」
と叫びました。
イベント後は夫婦間では"おい"、"おまえ"がなくなってお互い「たかちゃん」「としちゃん」と名前で呼び合い夫婦で充実した日々を過ごしています。
昨年3月に主人を"癌"で亡くしたのですが、看病の過程であらためて主人に恋をしてしまいました。
もう話すことができなくなった主人が亡くなる前に「また来世で出会うことがあったらお嫁さんにしてね」と言うと、ギュッと手をにぎりかえしてくれたこと。
亡くなったあと、日記や残されていた物の中に自分に対する愛情を感じさせるものが発見されたりする中、自らの病が発覚したことも加わり、あらためて自分の主人に対する気持ちをどうしても声に出して伝えたくなりました。
このイベントのことを知ってからも人前で叫ぶということに対して"こんなことをして本当によいのか" "不謹慎だと思われやしないか"とうしろめたい気持ちもあり、かなり悩みました。しかし今では叫んで本当によかったと思っています。
イベントをきっかけに"変わりたい"と思って勇気を出して参加した結果"あらためて強く元気に生きていこう"と、すごく明るい気持ちになり勉強や習い事と忙しい日々を楽しく送っています